“ちんなんぴん”の漢字の書き方と例文
語句割合
沈南蘋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永山氏の紹介で、現住三浦氏が各建物を案内し大方丈の戸にある沈南蘋ちんなんぴんの絵を見せて呉られた。
長崎の一瞥 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
沈南蘋ちんなんぴんの花鳥、花生けは、宋窯そうようの水の垂れるような青磁、けいが掛っていたが、その幅が二尺あまりもあって、そのいずれを見ても、闇太郎の鑑識眼では、上乗無類、値打の程も底知れぬものだ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)