“ちょへい”の漢字の書き方と例文
語句割合
楮幣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかのみならず、御新政の楮幣ちょへいをば、ちょろまかしの紙キレとかすなど、怪しからん奴だ。もうゆるせん。さアこう来い
譔の頭には楮幣ちょへいを焚いたがために甦ったという烏老のことや、昼間に作って朗吟していた詩の文句などがいっぱいになっていた。譔は何かしら誇りを感じて得意になっていた。
令狐生冥夢録 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「でも……、見せしめの刑などをおこなわずとも、楮幣ちょへいの流通が円滑に相なるような、何かべつな一政策が、そちにはあると申すのであろうが」