“ちょうていけん”の漢字の書き方と例文
語句割合
長亭軒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さいわい、ゆうも戻るところでしたから、於ゆうの女駕籠おんなかごを守ってまいれといいつけ、長亭軒ちょうていけんの城のほうへ送りつかわしました」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そなたは兄半兵衛にともなわれて、当時、織田どのに抗して一族たてこもっていた美濃の長亭軒ちょうていけんの城に臨み、琴を弾じて籠城ろうじょうの鬼となっていた将士の心をやわらげ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
苅安城は、坂田郡上平寺、長比たけくらべの城も同郡の長久寺ちょうきゅうじ村、長亭軒ちょうていけんの城は、不破郡松尾山にあった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「すこしばかり所縁の者がおりますので、不破ふわ長亭軒ちょうていけんのお城に身をよせております」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)