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ちょうしんるこつ
ふりがな文庫
“ちょうしんるこつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
彫心鏤骨
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彫心鏤骨
(逆引き)
ところが定家たちにとっては、歌は
彫心鏤骨
(
ちょうしんるこつ
)
の賜物であった。
頑
(
かたく
)
なな匠人気質の一徹によって、その生活を釣り換えにして得たところの抒情であった。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
あえて芸術とはいわないが、一つの芸を仕上げるのに、おれだけが、
彫心鏤骨
(
ちょうしんるこつ
)
の苦心をしているとうぬぼれるのは、自分だけが熱烈な恋愛をしていると思いこむのと同様な低能である。
胡堂百話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
彫心鏤骨
(
ちょうしんるこつ
)
は『新古今集』の歌にふさわしい言葉である。そして欠陥も実はその点にある。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
芸事に対してあえて芸術とはいわない——俺だけが
彫心鏤骨
(
ちょうしんるこつ
)
の苦心をしていると
自惚
(
うぬぼ
)
れる人間は、私だけが熱烈なる恋をしていると思い込む芸者と、あまり大した違いのない低能である。
随筆銭形平次:13 平次身の上話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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