“ちょうざい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
調剤66.7%
徴在33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゴルドンはサクラ号にそなえてあった薬を、あれこれと調剤ちょうざいした、だが医学の知識が十分でないかれは、病名のわからない熱病に対して、ききめのある薬を調合ちょうごうすることができない。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
翁は丁寧に診察を終って、白や紫沢山の薬瓶やくびんが並んだ次の間に調剤ちょうざいに入った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
○ 父は叔梁紇しゅくりょうこつといい、武功のあった武人で、その社会階級は士であった。母徴在ちょうざいは顔氏の出で父の第三夫人。父母の年齢に五十歳前後の差があった。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)