“ちぞこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
地底100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、お千絵は、怖ろしい紅蓮ぐれんの炎を思いうかべて、うつろな眼で、古い歴史のある地底ちぞこの部屋を眺めた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ああ凩は嫌……浮世の寒風はいや……。千絵はこのまま、この地底ちぞこの部屋に埋もれてしまいたい」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「アア、やっぱりここは、屋敷の地底ちぞこへ建てた隠し部屋に違いない……」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)