“たちばなのもろえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
橘諸兄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
橘諸兄たちばなのもろえと云ひ、大伴家持おほとものやかもちと云はれ、明確ではないが、長歌短歌およそ四千五百首、上は天皇より下は庶人に至るまで、あらゆる階級の人を含み、宮廷歌集であると共に、民謡集である点に於て
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
葛城王は、天武天皇の御代に一人居るし、また橘諸兄たちばなのもろえが皇族であった時の御名は葛城王であったから、そのいずれとも不明であるが、時代からいえば天武天皇の御代の方に傾くだろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)