トップ
>
たこいち
ふりがな文庫
“たこいち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蛸市
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛸市
(逆引き)
お父さんはこの二十年の間、
蛸市
(
たこいち
)
とか赤鬼とか、世間樣から存分なことをいはれながら、一心不亂にお金を溜めました。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
蛸市
(
たこいち
)
とか何とか言いやがって、この俺を虫ケラのように思った長屋の奴らや、俺に足腰を
揉
(
も
)
ませて大きな面をした町内の旦那衆を見返してやるから、——というのが口癖で、好きなものも食わず
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「親分さん、錢形の親分さんでせう。よく存じてゐますよ、隣の
蛸市
(
たこいち
)
が、私が一番怪しいつて言つたでせう。五貫目もある小判入りの柱が私に持てるか持てないか、考へても見て下さいよ、ね、親分さん」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あ、
蛸市
(
たこいち
)
か。すると
姐
(
ねえ
)
さんはお
浜
(
はま
)
さんかい、道理で——」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あ、
蛸市
(
たこいち
)
か。すると姐さんはお濱さんかい、道理で——」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「親分さん、銭形の親分さんでしょう。よく存じていますよ、隣の
蛸市
(
たこいち
)
が、私が一番怪しいって言ったでしょう、五貫目もある小判入の柱が私に持てるか持てないか、考えても見て下さいよ、ね、親分さん」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
たこいち(蛸市)の例文をもっと
(2作品)
見る