“たくみのかみながのり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内匠頭長矩50.0%
内匠守長矩50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月の二十四日は、内匠頭長矩たくみのかみながのりの百ヵ日目に当る。早朝に、質素しっそな女駕籠と幾人かの供人が、忍びやかに参詣して行った。内匠頭夫人の、今は髪も切って変り果てた姿が、駕籠へ忍ぶ時ちらと見えた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
内匠頭長矩たくみのかみながのりと申す者』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
赤穂城に近い千種ちぐさ川で川狩が催された時である。舟中の宴の座興ざきょうに、内匠守長矩たくみのかみながのりがふと云い出した。
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)