“ぞうとく”の漢字の書き方と例文
語句割合
蔵匿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厖大ぼうだいなる蔵匿ぞうとく物資を商人どもから召し上げ、横へ流して巨利を占めようという計劃は、蓑賀殿と持木成助と来六屋出平の三者合議によるものだった。
宝永二年には銀相場に規格を与え、値上りを禁じたうえで、ひろく、蔵匿ぞうとくされた古金銀の運用を命じ、これらを以て、宝永銀という新銀貨を鋳造した。
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)