“そんさく”の漢字の書き方と例文
語句割合
孫策100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呉の孫策そんさくが没した年、継いで呉主として立った孫権に見出されて、それに仕える身となったことはさきに書いたとおりである。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ国境の守りに怯々きょうきょうたる事なかれ主義の男です。——あんな者に労を費やすよりは、むしろ南方の呉国ごこく孫策そんさくの勢力こそ用うべきでありましょう。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彗星すいせい的な風雲児、江東の小覇王孫策そんさくは、当年まだ二十七歳でしかないが、建安四年の冬には、廬江ろこうを攻略し、また黄祖、劉勲りゅうくんなどを平げて恭順を誓わせ
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)