“そひと”の漢字の書き方と例文
語句割合
添遂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんな艱難辛苦かんなんしんくを為ても、きつと貴方に添遂そひとげて、この胸に一杯思つてゐる事もすつかり善く聴いていただき、又この世で為遺しのこした事もその時は十分為てお目に掛けて、必ず貴方にもよろこばれ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
この世の事はこれまでだ、その代り今度の世には、貴様の言つた通り、必ず夫婦に成つて、百歳ひやくまでもそひ、添、添遂そひとげるぞ! 忘れるな、宮。俺も忘れん! 貴様もきつと覚えてゐろよ!
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)