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せんぎく
ふりがな文庫
“せんぎく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
千菊
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千菊
(逆引き)
須磨子は三年前に
飫肥
(
おび
)
へ往ったので、仲平の隠家へは天野家から来た謙助の妻
淑子
(
よしこ
)
と、前年八月に淑子の生んだ
千菊
(
せんぎく
)
とがついて来た。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「そうじゃあないの、ばあや、
千菊
(
せんぎく
)
は あの おんなの こじきは あの
子
(
こ
)
どもの なんじゃと きいているのだよ。」
一休さん
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
「
千菊
(
せんぎく
)
さま、
坊
(
ぼっ
)
っちゃまにも お
母
(
かあ
)
さまが あります。けれども、いまは とおいとおい ところに いらっしゃるので、とても あえません。」
一休さん
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
「あんな きたない こじきにも お
母
(
かあ
)
さまが あるのに、
千菊
(
せんぎく
)
に どうして お
母
(
かあ
)
さまが ないのだろう。ばあや、どうして
千菊
(
せんぎく
)
には お
母
(
かあ
)
さまが ないの。」
一休さん
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
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