“せつなかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
刹那感100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わああっ……と海陸あわせてときこえがおこったのは、いよいよ敵へ進撃となった武者ぶるいの刹那感せつなかんにもよろうが、ひとつには尊氏の搭乗とうじょうしている旗艦のうえに、きらめくものを見たせいだった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)