“せっぴ”の漢字の書き方と例文
語句割合
雪庇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四尺に余る雪庇せっぴを割り崩して、上越界の三国峠に其年に於ける初めての足跡を印しつつ、四月というに脚下の浅貝の谷から、目も遥かな苗場山の頂上まで
冬の山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
噴火孔の端のところは、熔岩が雪庇せっぴのような形にき垂れているが、この部分の色の変化が、非常におもしろい。外側の大気に面した部分は、普通の黒いパホエホエである。
黒い月の世界 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)