“せっつのだいじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
摂津大掾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の父は初め五世野沢吉兵衛の手ほどきを受け、その後、後の摂津大掾せっつのだいじょうの門に入り、越喜太夫という名である。イエは師匠の名をそっくり貰ったわけである。
前途なお (新字新仮名) / 小山清(著)
十三、四の頃大阪へ修業に行き、初め五世野沢吉兵衛の手解てほどきを受け、その後、後の摂津大掾せっつのだいじょうの弟子になった。大阪へは祖父の姉で出戻りの身をそのまま家に寄食していた人が伴いて行った。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)