“ずはえ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ズハエ
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして其処で、まどろんで居る中に、悠々うら/\と長い春の日が暮れてしまつた。嬢子は、家路と思ふ径をあちこち歩いて見た。脚は茨の棘にさゝれ、袖は木のずはえにひつぱられた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)