“すけぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
助造50.0%
助藏50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、園田さんのしたしい友だちが、せわをしてくれた、庭ばんのじいやの助造すけぞうというのが、なかなか、腕っぷしが強くて、先のとがった長い鉄棒を持って、庭をぐるぐるまわることにしました。
黄金豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
園田さんのうちに、助造すけぞうじいさんに化けて住みこんでいたのが、やっぱり、ネコじいさんの変装かもしれない。いずれにしても、あのネコじいさんさえ、つかまえれば、黄金豹の秘密がわかるだろう。
黄金豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
此の時助七は五十三歳で、女房は先年歿なくなって、跡に二十一歳になるせがれ助藏すけぞうと、十八歳のおしまという娘があります。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)