“すぎえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
椙江100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又平は愛想笑いをしながら立去った、——この有様をさっきから、くりやの前を通りかかったこの家の娘椙江すぎえが見ていた。そして又平の足音が遠のくと、そっと入って来て
半化け又平 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
と奥へ振返って、「これ椙江すぎえ、お客来じゃ、お茶をおれ申せ」
おもかげ抄 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)