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じんばたてつじちょう
ふりがな文庫
“じんばたてつじちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
人馬立辻帳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人馬立辻帳
(逆引き)
その時、庄屋方から差し出してあった
人馬立辻帳
(
じんばたてつじちょう
)
、宿勘定仕訳帳等の返却を受けて、そんなことで屋敷から引き取った。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さしあたり一行三人のものの仕事は、当時の道中奉行
都筑駿河守
(
つづきするがのかみ
)
が役宅を
訪
(
たず
)
ね、今度総代として来たことを告げ、木曾宿々から取りそろえて来た
人馬立辻帳
(
じんばたてつじちょう
)
なぞを差し出すことであった。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
道中
下方掛
(
したかたがか
)
りの役人らの間にもしきりに扇子が動いた。その時、徒士目付は奉行の意を受けて、庄屋側から差し出した
人馬立辻帳
(
じんばたてつじちょう
)
の検閲を終わったら、いずれ三人に
沙汰
(
さた
)
するであろうと言った。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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