“じんごじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
神護寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この山には神護寺じんごじという山寺があったが、久しい間誰も修繕しなかったので荒れるままに放置されている。春は霞に立ちこめられ、秋は霧の中に捨ておかれ、傷みきった寺の扉は風に吹き倒された。
「高雄の神護寺じんごじへ参らぬか」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)