“じんきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人跫50.0%
塵境50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
果たせるかな、それから一刻余ときよの後、さらに夜半にかけてまで、鎌倉中の大地が馬蹄や人跫じんきょうに鳴った。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四面しめん山に囲まれて、全く塵境じんきょうを離れた、処女の肌のように滑らかなこのリンクスの美くしさは、夕暮が近づいて、静けさが加わるほどますます発揮される。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)