“じゅんぐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
順繰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私共が引越当年生れた赤ン坊が、もう十七になるのです。赤ン坊が青春男女になり、青年が一人前になり、男女ざかりが初老になり、老人が順繰じゅんぐり土の中に入るも自然の推移うつりです。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
やにわに腕をさしのばしたと見るや、一同があっけに取られているうちにパタパタと初めから順繰じゅんぐり……名札を裏返しに掛けなおして、約七分の一の小松数馬こまつかずまのところで手をとめた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)