“じぞうあたま”の漢字の書き方と例文
語句割合
地蔵頭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そっとうかがい寄ろうとする探偵たんていをこの青年に見いだすように思って、その五分刈ぶがりにした地蔵頭じぞうあたままでが顧みるにも足りない木のくずかなんぞのように見えた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
古藤はそれには答えもせずに、五刈りの地蔵頭じぞうあたまをうなだれて深々ふかぶかとため息をした。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)