“しろがすりすがた”の漢字の書き方と例文
語句割合
白絣姿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はその夏も殆ど山の家に閉じこもった儘でいた。八月の間は、村をあちこちと二三人ずつ組んで散歩をしている学生たちの白絣姿しろがすりすがたが私を村へ出てゆくことを億劫おっくうにさせていた。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
私はその夏も殆ど山の家に閉じこもったままでいた。八月の間は、村をあちこちと二三人ずつ組んで散歩をしている学生たちの白絣姿しろがすりすがたが私を村へ出てゆくことを億劫おっくうにさせていた。
楡の家 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)