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しろあり
ふりがな文庫
“しろあり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白蟻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白蟻
(逆引き)
モトは学校の作法教室だったそうですが、今では壁も瓦も落ちて、ペンペン草が一パイに生えて、柱も階段も
白蟻
(
しろあり
)
に喰われて、畳が落し穴みたいにブクブクになっております。
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
遠く地平線の道を通ってゆくのを見ると、たぶん
白蟻
(
しろあり
)
という名だったと思うが、小さな胴をして大きい
尻
(
しり
)
を引きずっている虫、あれによく似ていた。ただ速力はきわめて早かった。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
内地のような木造家屋は地震には比較的安全だが台湾ではすぐに名物の
白蟻
(
しろあり
)
に食べられてしまうので、その心配がなくて、しかも熱風防御に最適でその上に金のかからぬといういわゆる
土角造
(
トウカツづく
)
りが
災難雑考
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
しろあり(白蟻)の例文をもっと
(9作品)
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“しろあり”の意味
《名詞》
しろあり【白蟻】
シロアリ。
(比喩的に)予算や利権、資産などにありついて人や組織、社会などをむしばむ存在。
(出典:Wiktionary)