“しょうかせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
消火栓80.0%
松果腺20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いえ、こちらへ上がったのは水道の鉄管を抜けてきたのです。それからちょっと消火栓しょうかせんをあけて……」
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
消火栓しょうかせんの配置とか、道路のとりひろげとか、なおいろいろの要件がふくまれているが、屋根の葺きかたや諸材料の改良が、その一つにかぞえられるかどうかはまだ疑問である。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
松果腺しょうかせんなんどと、無量無辺に重なり合っている、奇妙キテレツな恰好をした細胞が、やはり、奇想天外式に変形した神経細胞の突起によって、全身三十兆の細胞の隅から隅までつながり合っている。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)