“しゆんぶん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:シユンブン
語句割合
春分100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵部大輔ひやうぶたいふ大伴ノ家持は、偶然この噂を、極めて早く耳にした。ちようど春分しゆんぶんから二日目の朝、朱雀大路を南へ、馬をやつて居た。二人ばかりの資人とねりが、徒歩かちで驚くばかり足早について行く。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)