“しゆろちく”の漢字の書き方と例文
語句割合
棕櫚竹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてギヤルソンは隣の化粧部屋へ通ふ戸、談話室との間に垂れたとばりなどを皆開けた。バルコンもある。棕櫚竹しゆろちくの大きい鉢が二つ置いてあつた。わたしはバルコンへ出た。目の下が水である。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)