“しゅんどう”の漢字の書き方と例文
語句割合
蠢動100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この複雑なる内部生命はおのれみずからの存在を完全ならしめ、かつ存在の意識を確実にせんがために、表現の道を外に求めて内に蠢動しゅんどうする。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
「見ろ、極左の蠢動しゅんどうする処、弾圧の如何に加重するかを! 彼等ウルトラはこうして益々大衆から孤立してゆくのだ!」
鋳物工場 (新字新仮名) / 戸田豊子(著)
わたしは放蕩のけがれの中に蠢動しゅんどうしながら、それと同時に、己れに価するくらい純潔な娘を物色したのですからねえ。