“しゅたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朱丹50.0%
首端50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仏法と共に日本に最初、渡来した釈迦の像、土中から出た観世音像、瑠璃を並べた四面の廊下、朱丹しゅたんを交えた二階の楼、九輪空に輝いた二基の塔などすべて煙と消えた。
ここに取るべき一策としては『掎角きかくはかりごと』しかありません。将軍は精兵を率いて、城外へ出られ、それがしは城に在って、相互に呼吸をあわせ、曹操をして、首端しゅたんの防ぎに苦しませるものであります
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)