“しゅしゅん”の漢字の書き方と例文
語句割合
朱雋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにひきかえて、本軍の総大将朱雋しゅしゅんは、かえって玄徳の武功をよろこばないのみか、玄徳が戻ってくると、すぐこう命令した。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大将軍の朱雋しゅしゅん皇甫嵩こうほすうも、賊軍を追いせばめて、遠く河南の曲陽や宛城えんじょう方面へ移駐しているとのことであった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朱雋しゅしゅんの兵が、戦わぬうちから、あのように恐怖しているところを見ると、何か、あそこには不思議がある。張宝の幻術も、実際、ばかにはできぬかも知れぬ」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここに太尉たいい楊彪ようひょうという者があった。或る時朱雋しゅしゅんと共に、そっと献帝に近づいて奏上した。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ楊彪と朱雋しゅしゅんの二人だけ、ほうりだされるように陣外へ追い返された。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)