“しゅざんぼう”の漢字の書き方と例文
語句割合
首山堡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遼陽の攻撃戦がたけなわなる時、私は雨の夕暮に首山堡しゅざんぼうの麓へ向った。その途中で避難者を乗せているらしい支那人の荷車に出逢った。左右は一面に高粱こうりょうの畑で真中まんなかには狭い道が通じているばかりであった。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)