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しゃくづる
ふりがな文庫
“しゃくづる”の漢字の書き方と例文
語句
割合
赤鶴
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤鶴
(逆引き)
赤鶴
(
しゃくづる
)
の目だけがそれを見つけだしたと思うてくだされい。とにかく、異相とは見えぬが一種の御異相
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「どうしてですの?」と、卯木もそこへうずくまりながら、追い打ちをかけて「……どうして、
赤鶴
(
しゃくづる
)
さま、そんなお望みを持ったのですか。おやかた様のどこがそんなに?」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして泣き濡れるあいだにも、ふと卯木の胸には、
赤鶴
(
しゃくづる
)
が自分へ言った、あのいまわしいことばが、自分の予感そのままな実感となって来て、一ばい悲しさがせぐられていたのだった。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仮面師
(
めんし
)
赤鶴
(
しゃくづる
)
が一心に
鑿
(
のみ
)
に写しとっておいたあの一作であったのだ。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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