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しゃかぞう
ふりがな文庫
“しゃかぞう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
釈迦像
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釈迦像
(逆引き)
彼女は香をあげて坐り、合掌しながら
厨子
(
ずし
)
の中の仏像を見あげた。それは天平時代の作だといわれる五寸あまりの金銅の
釈迦像
(
しゃかぞう
)
で、この家に
旧
(
ふる
)
くから伝わり代だい主婦の持仏になっている。
日本婦道記:藪の蔭
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その中に金銅の
釈迦像
(
しゃかぞう
)
があり、千年もまえのなにがしとかいう高名な仏師の作で、日本じゅうに幾躰しかない貴重なものだという。賊が無知で、もし鋳つぶしでもされては取り返しがつかない。
赤ひげ診療譚:02 駈込み訴え
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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