“しにはぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
死恥50.0%
死耻50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死者もその間は死恥しにはぢをさらさぬ譯にはゆかぬし、死者の遺族などは重々困難の立場に立つ譯だ。自殺は人の勝手のやうなものだが、華嚴飛び込くらゐ智慧の無い、後腐あとぐされの多い、下らない死方しにかたは無い。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「それはわけのある事だらう。多分多勢の人に見せて、死耻しにはぢを掻かせるつもりでやつたことだと思ふが——」