“したしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下新造50.0%
下新50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相手が勤めの女である以上、かれに近寄るには伊勢屋へ入り込むよりほかはないので、勤めあがりのお定はすぐに下新造したしんに住み込むことを考えた。
半七捕物帳:31 張子の虎 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
お駒さんは誰とも美しく附き合っていたようですが、一番仲好くしていたのはおさだという下新造したしんのようでした。
半七捕物帳:31 張子の虎 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
しづやはその頃江戸一の徳稲弁の下新したしんをしていた。家はまえから土手向うの山谷堀の近くにあった。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)