“しじつがん”の漢字の書き方と例文
語句割合
資治通鑑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことごとくこれを放免してやったという「資治通鑑しじつがん」に載せてある記事に酷似しているけれども、今仔細に両者を比較するときは、大いにその趣を異にしていることが分るのである。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
先生の本は二十年も三十年も前の本だ、先生がおれに貸してくれた本はスミスの代数だいすうとスウイントンの万国史と資治通鑑しじつがんそれだけだ、あんな本は東京の古本屋にだってありやしない。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「そうさ。『綱目』でもやっとだ。『資治通鑑しじつがん』が一人でかつげると思うか。」
梅雨晴 (新字新仮名) / 永井荷風(著)