“しきいき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
識閾80.0%
識域20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またいったん通用してしまった場合にはなるべく早く訳語をつくって原語を社会の識閾しきいきから駆逐する事を計らなければならない。
外来語所感 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
余情等種々な符号で現わされたものはすべて対象の表層における識閾しきいきよりも以下に潜在する真実の相貌そうぼうであって、しかも
俳諧の本質的概論 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
Bが意識の舞台に上り始める時にはもうAの方は薄ぼんやりしてだんだん識域しきいきの方に近づいてくる。
現代日本の開化 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)