“ざんけつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
残缺50.0%
残闕50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは残缺ざんけつで、遒古閣本以外にも写本が二三あるようだけれども、何処にも完本は伝わっておらず、大体に於いて天慶五年の春頃から以後七八年の間にわたって
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
今存するものは残闕ざんけつであつて、生憎発端のところが無いのだから如何いかんとも致方は無い。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)