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さゝべに
ふりがな文庫
“さゝべに”の漢字の書き方と例文
語句
割合
笹紅
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笹紅
(逆引き)
差覗
(
さしのぞ
)
くまでもありません。女の使ふ
笹紅
(
さゝべに
)
を、筆に
含
(
ふく
)
ませて書いた文字が二十五。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
嫁と言つても、取つて十九になつたばかり、下女のお民ほどのきりやうではありませんが、厚化粧で、
笹紅
(
さゝべに
)
まで含んで、正月化粧ではあるにしても、此處を先途と言つためかしやうです。
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
救ひを求むる言葉が、
笹紅
(
さゝべに
)
を含んだ小染の唇から
迸
(
ほとば
)
しりました。
銭形平次捕物控:118 吹矢の紅
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さゝべに(笹紅)の例文をもっと
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