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さんかくきん
ふりがな文庫
“さんかくきん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
三角巾
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三角巾
(逆引き)
これは千草さんの持物の濃紺のフロシキですが、これを二つに折りまして、つまり
三角巾
(
さんかくきん
)
型に折りまして、額から後へまわして結んであります。
不連続殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
頬
(
ほっ
)
ぺたはまっ黒。少年の右腕は、
三角巾
(
さんかくきん
)
でぐるぐるしばり、上に血がにじんでいる。
一坪館
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彼の左手はギブスをはめられて、ボクサーのようになり、
三角巾
(
さんかくきん
)
でその手を首につって帰った。家の近くまでくると、向こうから、彼の手を折った連中が三人、不敵な顔を並べてやってきた。
風
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
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