“さるばばあ”の漢字の書き方と例文
語句割合
申婆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申婆さるばばあは、軈て物靜かに戸を開けて、お由の家に姿を隱して了つた。障子の影法師はまだ踊つてゐる。歌もまだ聞えてゐる。
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
申婆さるばばあは、やがて物静かに戸を開けて、お由の家に姿を隠して了つた。障子の影法師はまだ踊つてゐる。歌もまだ聞えてゐる。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
近所の嬶共が三四人、中には一番遲れて來たお申婆さるばばあもゐた。
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
近所の嬶共が三四人、中には一番遅れて来たお申婆さるばばあも居た。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)