“さきもりのうた”の漢字の書き方と例文
語句割合
防人歌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『万葉集』中の東歌あずまうた防人歌さきもりのうたのごとき東国語においては同じ仮名にあたる二音の区別が混乱した例が少なくなく、その音の区別は全くなかったか
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
カラマルという方言は『万葉』巻二十の武蔵の防人歌さきもりのうたにも見えている。岡に沿うことをカラムまたはカラマクともいったと思われる。城の二つの入口を大手・搦手からめてと呼ぶことはここから説明が附く。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)