“ごんだいなごん”の漢字の書き方と例文
語句割合
権大納言100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間もなく源氏は本官に復した上、権大納言ごんだいなごんも兼ねる辞令を得た。侍臣たちの官位もそれぞれ元にかえされたのである。枯れた木に春の芽が出たようなめでたいことである。
源氏物語:13 明石 (新字新仮名) / 紫式部(著)
彼の家弟経盛つねもりは参議に、頼盛は権大納言ごんだいなごんに、子重盛は近衛大将までに——云うもわずらわしいが、公卿に上った者十余名、殿上人てんじょうびとと称される人三十名の余をこえ、平氏一門の受領国は三十余ヵ国。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)