“ごてんい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御典醫50.0%
御殿医50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道庵は御典醫ごてんいではありませんが、上樣の御聲掛りで、萬一の場合は城中にも御呼出しがあつて、簾外れんぐわいから糸脈を引くことなどがあり、町醫乍ら苗字帶刀を許され、御納戸町に門戸を張つて
唯円 (じっとしていられぬように庭をあるく)たちばな様の御殿医ごてんいのお診察みたても侍医のお診察みたても同じことなのだ。寿命のお尽きとあきらめられよとのお言葉なのだ。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)