“こぼとけとうげ”の漢字の書き方と例文
語句割合
小仏峠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同君の居村附近、すなわち小仏峠こぼとけとうげを中心とした武相甲の多くの村には、天明年間にむじなが鎌倉建長寺の御使僧ごしそうに化けたという話とともに、描いて残した書画が多く分布している。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それはいま言う裏街道では大菩薩峠の上、青梅宿おうめじゅくの坂下、江戸街道の丸山台、表の方では小仏峠こぼとけとうげの二軒茶屋の裏の林の中と、府中のお六所様ろくしょさまの森の後ろと日野の渡し場に近いところ。
小仏峠こぼとけとうげでございます」
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)