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このかど
ふりがな文庫
“このかど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
此角
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此角
(逆引き)
三四郎は立つたまゝ、女の
後姿
(
うしろすがた
)
を見守つてゐる。女は
角
(
かど
)
へ
来
(
き
)
た。
曲
(
ま
)
がらうとする途端に振り返つた。三四郎は赤面する許りに狼狽した。女はにこりと笑つて、
此角
(
このかど
)
ですかと云ふ様な相図を顔でした。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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