“こうじまちいちばんちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
麹町一番町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治三十年の頃僕麹町一番町こうじまちいちばんちょうの家に親のすねをかじりゐたり。門を出でて坂を下れば富士見町の妓家ぎか軒先に御神燈ごじんとうをぶら下げたり。御神燈とは妓の名を書きたる提灯ちょうちんをいふなり。
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)