“こうしどそと”の漢字の書き方と例文
語句割合
格子戸外100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
門口かどぐちに柳のある新しい二階家からは三味線が聞えて、水に添う低い小家こいえ格子戸外こうしどそとには裸体はだかの亭主が涼みに出はじめた。長吉はもう来る時分であろうと思って一心いっしんに橋向うを眺めた。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)